品質・リスク管理
調達コラム
出荷前確認を習慣にすべき理由
— 「届いてから気づく」を防ぐために
海外調達で最もよくあるトラブルのひとつは「届いてみたら違った」です。しかし、これは出荷前の確認を習慣にするだけで、大幅に防ぐことができます。
なぜ「届いてから気づく」が起きるのか
国内調達では当たり前のように行われている出荷前確認が、海外調達では省略されがちです。距離・言語・時差の問題で「確認しにくい」という感覚があるからです。しかし、これが最大のリスクになります。
出荷前確認で確認できること
寸法
重要寸法が図面・仕様通りに加工されているかを確認。校正済み計測器による測定値を記録した検査報告書で確認できます。
外観
切断面の状態・バリの有無・表面傷・変形などを写真で確認。「見た目の問題」は写真でしか確認できません。
数量
発注数量と出荷数量が一致しているかを確認。梱包写真と数量リストで照合できます。
梱包
輸送中の損傷リスクを下げる梱包がされているかを確認。パレット・木箱・保護材の状態を写真で確認できます。
残金支払いのタイミングが重要
出荷前確認を機能させるには、残金支払いを出荷後ではなく出荷前確認後に設定することが重要です。
| 支払いタイミング | 確認できること | リスク |
|---|---|---|
| 出荷後に残金支払い | なし(届いてから確認) | 問題があっても対応困難 |
| 出荷前確認後に残金支払い | 寸法・外観・数量・梱包 | 問題があれば出荷前に対処可能 |
YUNCUTの出荷前確認の流れ
YUNCUTでは全ての注文で以下を標準提供しています:
- 出荷前写真(部品・梱包状態)の共有
- 内部検査報告書の発行
- 第三者検査(SGS・BV等)の事前手配対応
まとめ
出荷前確認は特別なことではなく、海外調達では当然のプロセスとして組み込むべきものです。残金支払いを出荷前確認後に設定し、写真と検査報告書を受け取ることを習慣にするだけで、リスクを大幅に下げることができます。
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